遅くなってしまった！もうすぐ、日付も変わってしまう。
1年以上お会いしていなかった女友達との会話は、尽きることがない。ランチとコーヒーを夕方まで楽しんだ。私の大好きなマルガリータを飲みながらお話に花を開かせるのを忘れていた。でも、後悔はない。なぜって？それだけ、お友達の会話に関心を示し、夢中になって楽しんだから。
彼女たちとは、私が2000年に渡米後の初期に出会った。以来23年以上の長いお付き合い。だから、今日、来れなかった北カリフォルニアに住むお友達は、私達のことを戦友みたいだねっと言っていたのを思い出す。みんな国際結婚、旦那様は、アメリカ人。当時、若かった私達は、異国での生活に不安や不便さを抱えながらも、結婚生活、育児、お仕事、学校、お引越し等、本当にさまざまな経験をしてきた。時々会って楽しくお話することで、自分だけが辛い思いをしているわけでないことをお互いに共感したり、苦痛な体験を笑い飛ばしたり、そういう意味では、戦友である彼女達の存在なしでは、異国での生活を肯定的に捉え、生活し続けることは不可能だったと認識している。ありがとう！改めて心から言いたい。
ところで、昨日、興味深いYouTube動画に見入ってしまった。こんなに私自身を的確に理解し、表現してくれている動画があることに感動した。私は、どうも、Alpha, Beta, and Sigma femalesというカテゴリーの中では、Sigma femaleらしい。私は、普段、このように自分自身や周りの方々をカテゴリー別に区分したり、先入観を持つことは避けている。その人の本質が見えなくなるからだ。しかし、この動画には、魅力を感じた。
Alpha femaleと言われることは、テニスの試合の最中、時々ある。特にダブルスの試合で接戦の際には、コート内で戦う女性達は、熱い！私は、自分からは、口論を始めない。しかし、口論に参加してしまう時がある。その理由は、私のテニスパートナーが、相手チームのプレーヤーにより、不当に扱われていると感じた時、公平性に欠ける時、リスペクトに欠ける時等だ。そういう時、私のインナーボイスは、自然に大きく出てくるのだ。しかも、歌のレッスンを始めてからというもの、私の声量は大きくなっているらしい。Alpha femaleと言われても仕方がないのかも知れない。
もし、私が、Alpha femaleであるならば、抗議の目的は、みんなのリーダーとしての存在をアピールしたいとか、存在感を示したいなどということになるのであろう。しかし、私は、ただ単に私の周囲の大事な方々が、人として正当にリスペクトされていなかったり、不当に評価される事に強い不快感や憤りを感じるのだ。その気持ちが、胸の中にしまっておけないのだ。それがSigma femaleらしさなのかもしれない。周りがどう思うかが重要なのではなく、自分の価値観や物差しに従って思考や行動をするらしい。
この動画によるとSigma femalesの特徴は、以下の１４項目らしい。
1. Own definition of Fun.
2. Think differently about Money.
3. Communicate with depth that is rare and guanine.
4. Approach Materialism differently
5. Build relationships differently
6. Innovative thinking.
7. Philosophies that challenge conventional wisdom.
8. Express themselves in a unique clothing style.
9. Approach gender equality distinctively.
10. Maintain a unique Viewpoints.
11. Distinct leadership that stands out from the norm.
12. Prioritize personal growth over social approval.
13. Define their path with purpose and precision.
14. Stand out with their self sufficiency.
私は、全てに当てはまっていると自己分析する。まさに、This is me. I'm a sigma lady! どうして分かるの？と聞きたい位だ。私にとって、本質が大事で、表面的な美しさや完璧さには興味が湧かない。高価なブランド物のバッグやお洋服も若い時は興味はあったが、渡米後は、ほとんど購入していない。近くのSouth Coast Plazaにも何年も足を運んでいない。ガールズトークやゴシップにも全く興味がない。選択する時には、その意味を見出すものとする。後悔はしたくないし、誰かのせいにしたくない。だからいつも私のする選択は自己責任に基づく自己選択。マジョリテーの意見、グループに意味が見出せない場合には、たとえマイノリテーになっても自分の思考や意見を尊重して行動しまう傾向がある。その場合には、敵を多く作ってしまう。しかし、それでもいいと思ってしまう。自分の正義が貫けるのだから。
これらは、人生経験をある程度積んだ成熟した大人であれば、当然なことと思っていたが、大多数の方々にしてみたら、sigma femalesは、扱いづらくウザい存在なのかも知れない。
私自身、tomboyとは自覚していた。ただ、このような性質は男兄弟の真ん中で育った家族背景や、渡米後の男性に囲まれた生活が影響しているものと思っていた。もしかすると、持って生まれたSigmaの個性なのかも知れない。
こんな面倒くさい私を理解して下さる非常に有り難い方々も少ないが存在する。ありがとう！
このような貴重な方々にはいつも感謝と敬意を示し、互いの深い理解を心掛けるし、真剣に長期的な関係作りの基盤を築こうとする。そして、相手をリスペクトしたり、理解することに努力するし、必要以上に干渉しない。何故なら、自分も他人には犯してほしくない自分のパーソナルスペースがあるから。
今日は、The Lady is a Tramp by Trisha Yearwood を楽しんで頂きたい。そして、Abbie Kさんのこの曲への思いと解釈も一緒に味わって頂きたい。Abbie Kさん、素晴らしい解説、ありがとうございます。自由気ままに生きる女性、とタイトルを表現されている日本語訳も多い中、彼女は、変わり者と対訳、共感します。
私も、この曲には奥深さを感じる。自由気ままに生きる事自体は容易いことではないのだ。常に自由には責任が生じるから。自分を取り巻く世の中の釈然としない情景のいくつかを例に挙げ問題提起をしたり、この世を憂う一方、他人の評価に目も眩ませず、自然と戯れ自分らしい生き方を貫く爽快感のあるこの曲の主人公の女性、私は、Sigma female と解釈する。皆様はどう解釈なさるかしら？
